スカイランタンイベント開催の難しさ
先日『塔の上のラプンツェル』の感想とネタバレの記事を書いた際に、最後にこのスカイランタンのイベントがやりたいなと映画のラストシーンを見て単純に感動していました。
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しかし、このスカイランタン。なかなか実現は難しそう。
日本での開催
新潟県で開催されている『つなん雪まつり』でこのスカイランタンを飛ばすことができます。スカイランタンについての説明や開催に至った経緯なども細かく記載がありましたので公式HPより引用しています。
つなん雪まつり – SNOWWAVEとスカイランタンの感動と幻想の雪まつり
スカイランタンとは
スカイランタンは、タイや中国のお祭りで打ち上げられる熱気球の一種で、コムロイや天灯(てんとう)とも呼ばれます。その柔らかく温かい明かりは「知恵」を象徴し、正道へ導かれるためのお布施として行う伝統があります。スカイランタンの発祥は今から770年前までさかのぼり、当時は通信手段として使われたと言われています。現在は無病息災を祈る民俗習慣として定着しており、夫婦や恋人同士が打ち上げる特別なイベントとして、メッセージを書き添えて天に祈りを届けています。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」でも重要なシーンで登場することから、国内でもその知名度は少しずつ大きくなってきています。
つなん雪まつりでの取り組み
昔から変わらない自然や農地を大切に守り続けた津南町は、打ち上げの障害になるような電線や高層ビルが少ないです。この地域性環境を活かし、農地に雪が積もる冬に実現できないかと、「雪ほたる」と称して2010年に企画をし、関係機関と協議を進めてきました。そんな最中、2011年3月11日に発生した東日本大震災、そして翌日、当町も震度5強の地震が発生し、この地だけでなく日本中が甚大な被害に見舞われました。その翌年の2012年、町内有志でスカイランタンの調達・実験・検討を繰り返した結果、第36回つなん雪まつりにおいて、現実的にスカイランタンの打ち上げが可能なニュー・グリーンピア津南に会場を移し、震災復興の意を込めて初めて実現に至りました。
スカイランタンの仕様
燃料:パームワックス
素材:桑や米などの自然素材から漉いた和紙のような油紙を竹の骨組みに張り合わせて作られています。
よって、全て地中に還る環境に優しい素材です。
大阪のイベント開催中止
いろいろあったのでしょうね。としか言いようのない感じで中止の旨が記載されていました。
このスカイランタン、反対される理由を調べてみましたが世界の事例として実際に火を使って飛ばすタイプを使用するとこの記事にあるような事態が発生するようです。
ドラマ『ナポレオンの村』の第1話で使われている
わざわざ公式サイト上に細かく説明を記載するほど徹底して実施に至った経緯が書いてありました。
スカイランタン撮影について|TBSテレビ:日曜劇場『ナポレオンの村』
つなん雪まつり内でのスカイランタンの実施については「日本有数の豪雪地帯であり、大量に降り積もった雪の中だからこそ、火災の危険性を抑えられるため、このイベントは実現している」とあります。
そして自治体、市役所、消防など様々な箇所へ説明と申請と許諾を経て、かつ協力をお願いできるだけの準備と最低限の個数などの制限をかけつつ撮影に臨んだと記載してありました。
実現性について
色々と考えますが、いまのところ出来る方法が浮かびません。多くの人が喜んでくれるようなイベントの1つだと思うのですが、具体的に進めるにはハードルが高めです。市や県が率先して行う側面がないと実現はしづらいように感じます。復興や祈りといった観点からとても良い内容だと思いますし、幻想的なんですけどね。
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