映画『マネーモンスター』感想とネタバレ
1人時間の楽しみ方
むすめが生まれてから映画館でじっくり映画鑑賞というのはなかなか出来ない……というよりしていなくて、ふとタイミングが合ったときにDVDを借りて見ています。
なので、公開されてかなり時間が経った後のもちろん今更感の感想とネタバレですが、お付き合いください。
マネーモンスター
今回見たのは『マネーモンスター』
監督:ジョディ・フォスター 出演:ジョージ・クルーニー(リー・ゲイツ)、ジュリア・ロバーツ(パティ)、ジャック・オコンネル(カイル)、ドミニク・ウェスト(ウォルト)、カトリーナ・バルフ(ダイアン)、ジャンカルロ・エスポジート(パウエル)、ほか
ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、アカデミー賞受賞者の“モンスター級”競演。
金融取引の闇や経済格差など、現代の社会問題を鋭く、スリリングに描くリアルタイム・サスペンス。
感想とネタバレ
ジョージ・クルーニーが好きなので基本的にそれだけで見てみようと思ってしまったのですが、思いのほかハマって見れました。
とにかくテンポが良い。今回ネタバレを読まずに見たのであとで知ったのですが、この映画は99分と短め。たしかにもう少しゆっくり時間をかけてほしい部分もありましたが、この時間だから楽しみやすかったのかなと思います。
事件勃発
生放送中の番組に爆弾と銃を持った犯人が侵入して番組をジャック。
そしてこのジャックから別の詐欺事件の可能性が出てきて、原因を追求していきます。犯人とのやりとりが進んでいくのですが、警察とメディアと犯人の立ち位置ってこれで良いのか?と思うことが多々。。事件の被害者側が色々と犯人側へ提案を行っていきます。6万ドル支払うと言ったり、いきなり桁違いの8億ドルすら支払うと答えたり、途中ハッカーの力も借りてたり(しかも2つ返事で協力)、そんなこんなでこのままスタジオ内で結末まで行くのかなーと思ってたら外に出ることに。
そうすると、少し前までの立場が逆転したかのような構図になってます。爆弾に見せかけた粘土の受信機?を守るためだけど、主導権が移ります。
このロケハン感がちょっと好き。
8億ドル損失の理由
今回の黒幕であるドミニク・ウェスト(ウォルト)が南アフリカで起きているストライキを買収し、株価の操作を意図的に行おうとしたが失敗したというものだったが、カトリーナ・バルフ(ダイアン)と出来てたのは残念。バリバリのキャリアウーマン感があったのに不倫かぁー。
最後に
この映画は最初から最後までそれぞれの立ち位置がブレません。これが良いところ。最終的にジャック犯は射殺されてしまいます。警察も序盤から「犯人は排除する」と言っていましたし、途中から感情移入してしまい逮捕は免れないけど命は……なんて思うのですが結末は避けられないですね。国が違えばこの結果は致し方ないかななんて思ってしまいます。
このブログを書いているうちに2回目の再生が終わります。文章をまとめたり書いたりするのはまだまだ上手くないですが、読んでいただきありがとうございます。
少し前に見た映画も金融系で『マネーショート』、これもハマって見ましたが難しかった。
サブプライムローンとかリーマン・ショックとか勉強してから見るとまた一段と面白いんだろうな。