むすめはシンデレラになりたいのかな【ディズニー映画『シンデレラ』実写版/ネタバレ注意】
金曜ロードSHOW!で『シンデレラ』が地上波初放送されました。
この作品は、
ディズニー・スタジオが総力を結集し、『シンデレラ』の実写版を映画化した夢のプロジェクト!
とも言われています。
ストーリー
貿易商の父と優しく美しい母の愛情を一身にうけ、幸せな子ども時代を過ごしていたエラ。
しかし、母が病に倒れこの世を去り、仕事で長旅が多い父は、エラをひとりで家に残すことを忍びなく思い、新たな妻を迎え入れるが、旅先で父までもが帰らぬ人となってしまう。
すると、まま母と姉たちはエラに辛くあたるようになり、山のような仕事を言いつけ、屋根裏に住まわせ、召使のような扱いをするように…。寒さに耐えられない夜、ぬくもりの残る居間の暖炉の前で眠ったエラ。翌朝、顔に暖炉の灰をつけたまま働くエラを、姉妹は“灰まみれのエラ=シンデレラ”と呼び、大笑いする。
残酷な仕打ちに耐え続けたエラだったが、涙を抑えきれず家を飛び出してしまう。森に馬を走らせたエラに、城で働いているという“キット”と名乗る青年が声をかけてくる。彼と話すうちに自然とエラは笑顔を取り戻していた。彼は「また会おう」と言い残し、城へ帰っていった。
ある日、城で王子の妃選びの為に国中の未婚の女性を招いての盛大な舞踏会が開かれることに。
エラは「キットに会えるかもしれない」と考え、亡き母のドレスを着て参加しようとするが、まま母と姉たちにドレスを引きちぎられてしまう。希望を失いかけていたエラの前に、フェアリー・ゴッドマザーが現れる。 彼女が魔法の杖を振ると、カボチャは馬車に、トカゲは御者に、破れたドレスは美しいドレスに、そして、履きなれた靴は、光り輝くガラスの靴に変わった。
「魔法が続くのは12時まで。さあ、楽しんでおいで」。エラはキットに会うために、お城に向かうのだった。
登場人物
<エラ/シンデレラ> リリー・ジェームズ
<まま母> ケイト・ブランシェット
<ドリゼラ> ソフィー・マクシェラ
<アナスタシア> ホリデイ・グレインジャー
<王子> リチャード・マッデン
<フェアリー・ゴッドマザー> ヘレナ・ボナム=カーター
<王> デレク・ジャコビ
感想
おもしろい!ファンタジー系はちょっと苦手で、よっぽど自分の気分とタイミングが合ったときしか見ないのですが、これはおもしろかった。おとぎ話でしか知らない「シンデレラ」がこんなに美しく惹かれる実写化されるなんて思ってもみませんでした。
ちなみにアニメ映画の「シンデレラ」も見たことがありません(子どもの頃にあったとして記憶になかった。。)
1番印象的だったシーンがありました。
むすめがソファーで眠りそうになりながらも一生懸命見ていて、ぼくは洗濯物を畳んだりしながらそんなむすめをにこにこと見ていたのですが、このシーンに入った時に手が止まり見入ってしまいました。
※時間が遅かったので事前に嫁さんに相談をして、最後までむすめが見て良いか話して見せてました
王の最後
細かい描写はしませんが、このシーン。お父さんと息子というシチュエーションではあるのですが、亡くなるその瞬間に自分の子どもに「愛している」と伝えることが出来て、子どもからも愛を返してもらって、そんななか最後の瞬間を迎えるというのは何かとてもうらやましく感動してしまいました。
比較的女性が多く見ているであろうこの映画ではなかなかこのシーンが1番印象的に残っているなんてことはないのでしょうが、ぼくも「お父さん」という立場にいさせてもらえなければ感じることもなかったと思うシーンです。
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意外だったのは
最近ディズニー映画を多く見るようになったのですが、アニメではないにも関わらず夢中で、一生懸命、集中して見ていたむすめ。シンデレラに魔法がかかるシーンや、かばちゃやねずみが変身するシーンなど、目をきらきらさせながら見ていてとても楽しそうでした。
最後の方で花火が上がっているシーンを見て
うわーきれいねー♡
って話しかけてきて、おんなのこだなーって癒されました。
舞踏会で踊っているシーンでもちょっと真似してみたり、映画が終わると拍手していたり、世界中の誰もが知っている物語はむすめにとっても素敵な物語になったようです。